営農情報

夏秋キュウリ

2017.07.20野菜

夏秋キュウリ栽培について


すかがわ岩瀬地区支援センター
地区営農経済部担い手支援課 小針 義仁

 

☆栽培管理のポイント

高温・乾燥で草勢が弱っています。摘果などで草勢の回復を図りましょう。

①かん水

②不良果の摘果

③土壌かん注

④アーチ外側の葉や罹病葉の摘葉(若い葉、新しい芯に日光があたるように)


●かん水 ~きゅうりは晴天時、1株あたり2~4リットル吸水します~

日中10時~12時頃に十分かん水して、土壌水分を保つ。通路等にもかん水を行う。


●摘果・摘要

1. 乾燥状態が続いている場合は、不良果は小さいうちに摘果して着果負担を軽減する。

2. アーチ外側の古い葉・ムレ葉を摘葉し、彩光や風通しを良くし、新枝の生育促進と病害を予防する。

3. アーチ内側の摘葉が遅れているところでは、外側より先に摘葉し、果実の採り遅れが発生しないようにする。


●摘芯

1. 8月後半からは放任を基本とし、摘芯は行わないこととするが、防虫ネットハウスや側枝の動きの良いほ場では、4本程度の放任側枝を確保して、それ以外は混まないように摘芯する。

2. アーチ内側に伸びている放任側枝は、アーチ外側に誘引して芯に日光を当てるようにする。


●追肥・土壌かん注

1. 草勢の弱いほ場(側枝の動きが悪い、生長点が弱い)は、土壌かん注を5~7日おきに行って根張りを促す。
使用資材例:チャンス液(発根促進剤)、M.O.X(酸素供給剤)、アミノキッポ、ベストⅡ、キチン酵素など

2. 草勢が安定しているところでは、引き続き5~7日間隔で追肥する。(窒素成分1~3㎏/10a)

3. 葉面散布 アミノメリット青(草勢回復)、アミノメリット黄(日照不足)、メリットM(成り疲れ防止)、グリーンエキス(苦土欠時)


●病害虫防除

褐斑病、炭疽病、つる枯れ病、ハダニ、アザミウマの発生に注意!

①褐斑病、炭疽病の摘葉を優先して行い、特に新しい枝への感染を防ぐように防除する。

②ダニ剤使用に関しては、成分を確認しローテーション防除をする。

③農薬散布前には、使用回数が超過しないよう確認してから薬剤を選択する。

④特に降雨が続く場合に病害が増加するため、降雨前の防除を徹底する。

⑤農薬散布後、薬液が乾かないうちに高温になると薬害が生じやすいので散布時間に注意する。特に浸透性が高い展着剤を加用する場合は注意する。(ニーズ、スカッシュ、サブマージ、まくぴか等)

 

農作業の際は、こまめに水分を摂る、適宜休憩をとるなどし、熱中症にならないよう、十分気をつけましょう!

 

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