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ブランド米確立へ

2024.03.19

「福、笑い」栽培研究会総会

 福島県のオリジナル米「福、笑い」を生産する県南地区「福、笑い」栽培研究会は、令和6年産米の作付面積を前年の約3.6倍となる3059.9aにまで拡大し、生産量の増加と一層のブランド力強化を図ります。3月14日、白河営農経済本店で総会を開き、会員それぞれの栽培面積を決めました。
 県のトップブランド米「福、笑い」は令和3年産米から一般栽培を開始。高品質・良食味の米を確実に確保するため、県オリジナル米生産販売推進本部が認定・登録した研究会のみが生産することとしています。同研究会の令和5年産米は当JAとJA東西しらかわ管内の会員17人が851.3aを栽培しました。登熟期間中の高温が懸念されましたが、玄米タンパク質含有率6.4%以下に対して平均5.7%と栽培条件をクリアし、農産物検査についてもすべて1等級でした。出荷量は1486袋となりました。
 総会には会員や農業関係機関、JAの職員ら27人が出席し、令和5年度の事業報告と令和6年度の事業計画の2議案を承認しました。薄井惣吉会長は「今年も高温が予想されるので対策が必要となる。正念場の年だと思って高品質栽培を心掛けよう」と挨拶しました。
 総会に先立ち、県がweb説明会を開き、土づくりや水管理、病害虫防除を適切に実施するよう呼び掛けました。



          令和6年度の事業計画などを承認した総会

 

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