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飼料用米多収コン受賞報告

2024.04.09

飼料用米多収コンテストで高単収が評価される

 飼料用米の多収技術を競うコンテスト「飼料用米多収日本一」の「地域の平均単収からの増収の部」で最高賞の農林水産大臣賞に輝いた須賀川東支店管内の熊谷聡さんと「単位収量の部」で全国農業協同組合連合会会長賞を受賞した須賀川支店管内の小針暢芳さんが2日、須賀川本店を訪れ、佐々木一成組合長らに受賞の喜びを報告しました。
 コンテストは飼料用米生産技術の水準向上を目的に農水省と日本飼料用米振興協会が主催しています。
 熊谷さんは、経営の安定化を図るため令和3年度から多収と耐倒伏性に優れる「ふくひびき」の栽培を開始。収量を上げるための肥培管理や高密度播種などを試み高単収を実現し、生産コスト低減を図るための取り組みも評価されました。熊谷さんは「飼料用米を始めた年から土づくりにこだわってきた。取り組みが実り、受賞できてうれしい」と笑顔で語りました。
 小針さんも令和3年度から「ふくひびき」を栽培。池の水を使用し徹底したかん水管理をすることで追肥をしなくても多収を実現しています。
 佐々木組合長は「JA管内でこのような賞を受賞できたことは、他の生産者にとっても喜ばしいこと。飼料用米の生産拡大に向け今後も模範となる取り組みをお願いしたい」と述べました。

 


         受賞報告に訪れた熊谷さん(中央)と小針さん(左から2人目)

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