あぐりスクール　開校　-あぐりスクール-

　５月２８日、すかがわ岩瀬地区支援センターで「あぐりスクール」を開校し、管内の小学３、４年生１８人と保護者、当JAの職員が参加しました。

　開校式で池田常務は「当スクールでは様々な農業体験をすることで人間的に成長することが出来ると思う。楽しみながら参加していただきたい」とあいさつしました。

　開校式後、４組に分かれ、畑にミニカボチャ、中玉トマト、じゃがいも、ナスなど１０種類の野菜の苗を定植しました。今年の新入職員と当地区の担い手支援課の職員が先生となり実際に定植の仕方を見せながら指導しました。児童たちは「もう１回植えたい」「美味しい野菜が育ちますように」などと楽しみながら一つひとつ丁寧に植えていました。

　午後は、バケツ稲を体験した後、株式会社リードシステム健康推進事業部の井上真由美さんを講師に招き「健康未来の食育講座」を開催しました。朝ごはんを毎日食べることの大切さや、ジュースは砂糖の量が多く飲み続けると子どもでも糖尿病にかかる危険性があることなどを話し、参加した児童や保護者らは最後まで真剣に頷きながら話を聞いていました。

　当地区では、食農教育の一環として月1回計7回のカリキュラムで農業体験を通し、子どもたちに食と農業、地域の良さや自然の大切さを学び、更に友達の輪を広げてもらおうとあぐりスクールを開催しています。

【今後の日程】

５月２８日／開講式、バケツ稲、野菜苗植え、食育講座

６月２５日／野菜の生育観察、管内農家訪問

７月２３日／夏野菜収穫、オニヤンマの里見学

８月２７日／果実の収穫体験、夏野菜収穫、カレー作り、昔話

９月２４日／秋野菜収穫、牧場体験学習

１１月１２日／バケツ稲の精米作業、サツマイモ堀り

１２月１０日／開講式（修了証交付）、餅つき、感想発表

定植を行う子どもら