出荷に向け管理万全に　―露地キュウリ栽培講習会―

　しらかわ地区では６月17日、泉崎村、中島村、白河市東の３箇所の圃場で、第２回露地キュウリ栽培講習会を開き、生産者、県南農林事務所、ＪＡの営農指導員ら約30人が参加しました。現地で実際に生育状況を見ながら今後の肥培管理を学びました。

　営農指導員が平成２８年度露地キュウリの栽培経過と作付面積、販売情勢を説明。さらにＧＡＰ（生産工程管理）への取り組み方について説明しました。続いて県南農林事務所の担当者が気象経過を報告しました。

　講習会ではタキイ種苗の担当者が講師となり、現在の生育状況をふまえ、出荷開始に向けて整枝や摘心、摘果、追肥のタイミングと潅水方法などを具体的に説明しました。

　管内の露地キュウリは６月20日から選果作業が始まりました。長期出荷ができるよう、今後の肥培管理や病害虫防除などを徹底していくことを確認しました。

整枝のポイントを聞く生産者ら