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田んぼの生き物調査(第2回あぐりスクール)

2016.07.19

生き物調査に稲作部会協力 ―第2回あぐりスクール―

 しらかわ地区では6月26日、白河市南湖公園付近の田んぼで第2回あぐりスクールを開校し、小学3~6年生の児童29人と当JAしらかわ地区に配属された新入職員らが田んぼの生き物調査を行いました。今年は初めて稲作部会の部会員に指導役として参加していただきました。

 児童らは、部会員から生き物が隠れやすい場所や探し方のコツを指導され、目を凝らして熱心に泥の中を探しました。オタマジャクシやカエル、ドジョウの他アキアカネのヤゴ、害虫を食べるコモリグモ、エサが豊富な環境に生息するコオイムシなど多数の生き物が見つかりました。

 福島県農業総合センター浜地域研究所で専門研究員を勤める三田村敏正さんを講師に、採取した生き物を観察。三田村さんは生き物の生態や生息域について分かりやすく説明し、「生き物がたくさんいるということは、環境にやさしい田んぼである証拠。水生生物がいる環境を大事にしてほしい」と話していました。

 その他、アイガモ農法の田んぼや野菜選果場の様子も見学しました。


稲作部会員と共に生き物を探す児童

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