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集荷目標55万俵の達成に向け

2023.03.22

水田農業振興大会

 3月14日、白河営農経済本店で令和5年度JA夢みなみ水田農業振興大会を開催しました。3年ぶりの開催となった大会には、各支店の生産者代表や東北農政局、県中県南農林事務所、JA役職員ら約120人が出席。生産者や関係機関、JA役職員が一堂に会して意思の統一を図り、管内農業の再生に向けた取組みを促進することを目的に開催されました。
 佐々木組合長は「令和4年産米の買取価格は前年より1300円程度上がり、買取実績も57万5千俵となった。しかしまだ米価が安定したとは言い難く、コロナ禍や肥料・燃油等の高騰により厳しい状況が続いている。生産者と関係機関、JA役職員が力を合わせ、難局を乗り越えていこう」と挨拶しました。併せて第6回うまい米コンテストの表彰が行われ、県知事賞を受賞した天栄支店管内の小沼孝雄さんら9人が表彰を受けました。
 大会では東北農政局の山本真也さんが令和5年産に向けた水田農業の取組方針について、JA中央会の古川明男さんが消費税の概要とインボイス制度への対応について解説。また、JA担当者からは令和5年産米取組事項と各支店別集荷計画について説明がありました。集荷目標を55万俵に設定し、更なる米価の安定を目指すために生産調整を講じること、引き続き安全安心な米作りを推進していくこと、奨励措置を講じること等を共有しました。
 営農経済委員会の石井文和委員長が、「水田活用米穀の取組拡大により、所得の維持・向上に努めよう」「多収性品種への作付転換を推進し、10a当たりでの所得向上に取り組もう」「高品質な米を生産し選ばれる産地を目指そう」の3つをスローガンに大会決議を行い、決意を新たにしました。


                              写真=県知事賞を受賞した小沼孝雄さん                                 


            写真=挨拶をする佐々木組合長

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