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梨「豊水」暑さで出荷早く

2023.09.05

すかがわ地区梨「豊水」目揃会 

 すかがわ地区では9月1日から、梨「豊水」の出荷が始まりました。「幸水」同様、高温な気象経過などが生育に影響し、昨年より8日ほど早く収穫時期を迎えました。今年は、春先の霜被害を受け着果量は少ないですが、平年に比べ大玉傾向で品質も良好です。
 初出荷を前に8月31日、東部果実選果場「あぐりフルーツ館」で梨「豊水」の目揃会を開き、同地区の生産者やJA全農福島、JA役職員ら約80人が参加。秋期の防除対策や出荷規格の基準を確認しました。
 参加者はカラーチャートを見ながら、等級ごとに分かれたサンプルを手に取り形状や大きさ、色づきなどの出荷規格を確認。JA担当職員は「果肉がやわらかい品種で押し傷が発生しやすい。出荷まで丁寧に取り扱ってほしい」と呼び掛けました。
 すかがわ岩瀬地区果樹協議会の大槻忠洋会長は「最後まで出荷できるように適切な栽培管理に努め、消費者に届けよう」と話しました。
 目揃会に先立ち、8月17日に開催した梨「幸水」品評会の表彰式を行い、県知事賞を受賞した須賀川支店西袋地区の阿部一恵さんに表彰状が授与されました。



            キズなどの具合を確認する生産者

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