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「つくばSD2号」の増収を目指して

2023.12.12

販売対策会議及び栽培講習会

 12月7日、白河営農経済本店で「つくばSD2号」販売対策会議及び栽培講習会を行いました。生産者やJA職員25人が参加。令和5年産実績を振り返り、次年度に向けて栽培の要点を学びました。
 当JAの令和5年産栽培面積は97haで10aあたりの収量は9俵でした。次年度は栽培面積を約2倍の200haに増やす方針です。
 講習会では住友化学の担当者が増収のための管理のポイントを解説。移植後40日までに中干しをすることや、幼穂形成期に基準の葉色より薄い場合は穂揃い期までに追肥することを呼び掛けました。参加者からは高温対策や追肥などについて多くの質問が出ました。
 「つくばSD2号」は「ミルキークイーン」に「短稈コシヒカリ」を交配したコシヒカリ系の品種で、「コシヒカリ」より15cm程度稈長が短く倒伏しにくいため増収が期待できます。また、アミロース含量が低いためもちもちとした食感で、冷めても固くなりにくく業務用として供給されます。

 


                    増収のためのポイントを聞く参加者
 

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