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高温を見越した栽培管理を

2024.02.22

被覆トマト栽培講習会

 しらかわ地区は2月14日、中島支店で令和6年度第1回被覆トマト栽培講習会を開きました。生産者やJA職員ら33人が参加。令和5年度の栽培経過を振り返り、令和6年度に向けて栽培管理のポイントを学びました。
 JA職員が令和5年度の栽培経過や令和6年度の計画面積を報告。令和5年度は7月上旬から9月中旬まで30度を超える日が多く、軟化玉や花飛びなどの高温障害が見受けられました。令和6年度しらかわ地区では96戸で15.8haを栽培する計画です。
 ㈱サカタのタネの赤根勘斗さんは令和6年度も高温が予想されるとし、それを見越した草勢管理や葉面散布を推奨。丈夫な株を作るため、圃場準備の段階で十分な水分と地温を確保することを呼びかけました。県南農林事務所の笠井友美主査はコナジラミに耐性がつくのを防ぐため、ローテーション散布による防除を促しました。
 また福島県GAP推進員の河島和幸さんがGAPの説明やメリットを話しました。

 


          今作に向けて栽培のポイントを学ぶ参加者

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