月別アーカイブ: 2015年6月
田んぼの生き物調査・・・白河支所
現在白河農協では、土づくり等を基本にして化学肥料、農薬の使用を軽減し、
環境に配慮した「環境保全型農業」に取り組んでおります。
その活動の一環として、例年田んぼの生き物調査を実施しています。
実施主体は稲作部会、あぐりスクール、白河市商工会議所青年部の協力を得て開催されました。
各支所稲作部会にて生き物を持ち寄り、採取生物の鑑定を行いました。
田んぼでよく見られるヤゴやオタマジャクシの他、
カブトエビやタマカイエビなどの貴重な生き物も採取されました。
左:タマカイエビ
右:カブトエビ
稲作部会では水田環境に配慮した稲作に取り組み、安全安心で良食味米の生産に取り組んでおります。
子供たちと一緒に調査することにより農業と環境に興味を持ち、日本の正しい食の価値を
理解するきっかけとなることを期待しています。
第1回水稲あぜ道講習会の開催~15
みなさん、こんにちわ!!
今月13日、JAしらかわ管内にてあぜ道講習会を開催し、約170名の農家の方がご参加くださいました。
今年の生育概況や今後の栽培管理、さらには今農家の方が悩んでいる水田内の雑草の除草対策など講習致しました。
当面の栽培管理として、昼間止水、夜間灌漑をし分げつの発生を促進し、茎数確保に…
目標茎数の確保ができたら中干しを7~10日し、間断灌漑に移行し根の健全化に努めましょう!!
今年も雑草に悩んでいる農家の方は、多いのではないでしょうか?
雑草の種類、除草剤の散布体系にあわせて使用し、無駄のない除草対策を行ってください。
また、分からないことがあれば、気軽にご相談ください!!
次回、第2回は7月中旬に開催致しますので、みなさんご参加ください!!
夏野菜収穫開始!・・・中島
みなさんこんにちは!
晴天が続くのは素敵なことですが、農作物にとってはそろそろ雨が降って欲しいところですね。
さて、ついに夏野菜の代表といえるトマト、ナス、キュウリの収穫・出荷がいよいよ始まりました。
今回は、そんな収穫を待つ夏野菜たちを紹介したいと思います。
<トマト>
現在1段目が色づき始め、収穫を今か今かと待ち望んでいます。
昨年と比べると、2、3日程度早く進んでいる様子。
<ナス>
ナスについては、まだ揃いがよくなく、出荷は今週末から少しずつ始まりそうです。
特にハウス栽培のものは、風による擦れ傷もなく、良い品質のものが実っている状態です。
出荷されてくるのがたのしみですね!
<キュウリ>
露地キュウリに関しては、3月下旬播種のものが現在出荷されています。
しかし、本日の強風でもまれ、ほとんどの実に擦り傷がついてしまい、これには
生産者もため息が出てしまいました。
これからいよいよ夏野菜の出荷が本格的になってきますね。
私たちしらかわJAも、みなさまが安心して出荷できる体制を整えていきたいと思います。
まだまだ日中は暑い日が続きます。脱水症状や熱中症に注意して、こまめな水分補給を心がけましょう!