月別アーカイブ: 2017年5月

農繁期迎えて~029

皆さんこんにちわ。田植えも終盤となり、農繁期を迎えております。

管内では先日、麦の赤カビ病の防除をラジコンヘリコプターにて実施致しました。

赤かび病は、麦の開花期に赤かび病菌が穂に感染することによって起こる 病害です。人や家畜に対して有害なかび毒を生成してしまいます。また、農産物検査規定においても赤カビ被害粒が混入してしまうと規格外となってしまうことから、適期防除を行わなければなりません。

今年は降水不足で生育が遅れてしまい生育調査を行い、開花期にあわせた適期防除を行うことができました。

 

また、当管内では主要品目の一つであるブロッコリーが出荷が始まりました。

今年度の作付面積は約18haであり、6月上旬の出荷ピークを見込んでおります。

5月19日には規格・品質の統一を図る為、ブロッコリーの目揃い会を開催しました。

今年は降雨不足、低温などの影響から平年より多少遅れた出荷となりましたが、高品質のブロッコリーにより更なる夢みなみブランドの確立の為、生産者の方々が真剣に目揃いを図りました。

野木沢小学校で学校田作り!

営農ブログをご覧の皆様、こんにちは!

あぶくま石川地区で食農教育の一環として管内の小学5年生を対象が米作りに挑戦中です。

 

今回、石川町の野木沢小学校では今年から学校の敷地内に学校田作りを始めました。

しかも…開墾作業からです。小学5年生20人が挑戦しました。

 

4月28日(金)学校田作りスタート!

 

ここから…

 

生徒ら全員でスコップを使用して土を掘りました。意外と土が固く苦戦…

   

 

約1時間かけて約縦、横3メートル、深さ30センチメートルほど掘り起こすことが出来ました。

 

その後、客土しました。

小さい体でバケツいっぱいに土を入れ運んでます、頑張れ!

また約1時間ほどかけて掘り起こした場所を埋めることが出来ました。

 

 

 

 

 

12日後の5月10日(水)いよいよ田植えです!

田植えを行う前の状態。

 

この日はあいにくの雨でしたが当JAの営農担当者の指導を受けながら

横一列に並び丁寧に植え付けました。みんな真剣です。

  

 

もち米170株を植え終わり水を入れています。

 

田植え終了!

   

生徒らは「水の管理をしっかり行い秋の収穫祭に向けて美味しいお餅が食べられるように頑張る」と意気込み今後の稲の成長に胸を膨らませていました。

 

開墾作業から田んぼを作ることは滅多に出来る事ではないので私にとってもとても貴重な体験です。今後の成長が楽しみですね。

 

当地区では10の小学校や子ども会で米作りを通して、米への理解を深めてもらい、「食」の大切さについて考えてもらうことを目的で行っています。約370人の生徒が体験し、2月には田植え~収穫までの1年間の成果を発表してもらう食育のつどいを開催します。