玉川村管内の小菊電照栽培について

営農情報をご覧の皆さま、こんにちは!!

 

数えきれないくらいの種類があり、赤、白、黄色など綺麗な花を咲かせる小菊。

今回は玉川村管内で行っている小菊電照栽培についてご覧ください。

 

小菊電照栽培とは?

小菊は日照時間が短くなると花芽を形成し、開花する性質があります。その為、花芽が形成される前に、夜間にも人工的な光を当てて、昼間の状況を長くし成長を遅らせ、需要時期となるお盆やお彼岸に多く出荷できるよう調整する栽培方法です。

 

 

同管内には小菊生産者が8人おり、その内4人が電照栽培に取り組んでいます。

近年、夏の高温により小菊の開花が早まる傾向にありました。その為、昨年から電照栽培を導入しています。

 

 

今回は佐久間さんのフィールドにお邪魔させていただきました。

 

日中の様子。

 

夜間の様子。

現在は、お彼岸用の小菊に電照を行っており、7月10日頃まで実施されます。

 

 

 

小菊は栽培する上で最も注意が必要なのは白さび病と害虫です。

 

実際に白さび病にかかった葉。

毎週一回は消毒が必要です。

 

 

害虫の対処法として…

ペットボトルに黒砂糖・お酒・お酢を混ぜて入れ、掛けておくと

虫が中に入り、捕獲することができます。

 

 

 

佐久間さんが小菊の栽培を始めたきっかけは

玉川村で小菊栽培者の募集があり、奥様が花好きだったということから小菊の栽培を始めました。

佐久間さんは「綺麗な花を育てるために我が子のように手間をかけて愛情込めて育てている。小菊は愛情を込めて丁寧に育てると自然と綺麗な花が咲くんだよ」と笑顔で話してくれました。

 

JAでは小菊生産者を募集しています。

花が好き!栽培してみたい!など興味がある方はお近くの夢みなみ各支店にお問い合わせください。