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梨安定生産へ

2024.05.24

令和6年度摘果講習会を開催

 すかがわ岩瀬地区果樹協議会は5月14日、須賀川市越久地区の安藤米吉さんと佐藤文吉さんの圃場で梨の摘果講習会を開きました。生産者や関係者ら約40人が参加。生育状況の確認、高品質安定生産に向けた摘果作業や病害虫の防除などの栽培管理について情報共有を図りました。
 令和6年産の梨の満開時期は「幸水」「豊水」ともに平年より1週間ほど早く、生育も進んでいることから、早期に摘果作業を進めることが重要と呼び掛けました。
 講習会では須賀川農業普及所の鈴木健斗技師が、摘果時の注意点や新梢管理、病害虫防除について説明し、実際に実演しながら指導しました。また、病害虫の発生しやすい梅雨時期の管理や、薬剤を散布するタイミングについても説明しました。
 同協議会の渡辺英樹副会長は「摘果作業は良い梨を作るための大切な作業。適切な栽培管理を心掛けよう」と話しました。
 6月上旬には個人園地で指導会を行う予定。生育状況や病害虫対策などを確認し、梨の安定生産を目指します。

普及所技師の説明を聞く生産者

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