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適切な果樹管理を学ぶ

2024.05.24

しらかわ地区管内で摘果指導会を開催

 白河果樹部会は5月15日、白河支店と東支店管内の2会場で摘果指導会を開きました。梨、モモ、リンゴの摘果指導を目的とし、県南農林事務所を講師として2会場合わせて生産者21人と福島県農業共済組合、JA職員が今年の生育状況や摘果のポイントなどを学び、情報の共有を図りました。
 県南農林事務所の各担当者が3品目それぞれの生育状況や栽培上の留意点、病害虫防除について説明。圃場に移動して実際に摘果の程度を指導しました。満開日から予備摘果、仕上げ摘果の時期を予測し、この段階での摘果により果実の良し悪しが決まるとして適期作業を呼び掛けました。
 また生産者が自身の圃場で発生した病害虫について対応策を確認。今年はカメムシ類が近隣地区ですでに発生していることから、同地区でも注意深く観察し速やかに防除を行うよう促しました。
 同部会の北條雄三部会長は「この指導会で学んだ事を活かし今年も果樹の栽培に努めよう」と挨拶し、部会員らの士気を高めました。

主枝や予備枝の摘果や整理について指導を受ける生産者

 

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