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今年の果樹 順調に肥大

2024.07.08

3地区一斉に果樹生育調査を開く

 果樹連絡協議会は7月4日、管内全域で梨「幸水」「豊水」とリンゴ「ふじ」の一斉生育調査を行いました。令和6年度は両品目ともに結実が良好で、果実肥大もおおむね平年並みであることが確認されました。
 地区ごとに一斉生育調査を行うことで品質向上や今後の栽培防除体制につなげ、また毎年同じ樹体を継続的に調査することで、本年度の傾向を分析し、栽培管理に役立てています。
 今年1回目となった今回の調査は、すかがわ、しらかわ、いしかわの3地区に分かれ同協議会、県中・県南農林事務所職員、JA職員が班を組み、統一された調査方法で3地区15箇所の圃場の病害虫発生状況と着果数、肥大状況を確認しました。
 調査終了後、参加者らは報告会を行い、地区や園地によってはカメムシやアブラムシなどの病害虫、黒星病が散見されることから、今後の見回りを強化し、生産者に早期発見・早期防除の徹底を呼びかけていきます。
 今回の調査結果は各生産者に通知し、各関係市場への情報提供にも活用します。次回の調査は8月上旬を予定。

梨の生育状況を確認する同協議会(写真はすかがわ地区)

 

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