マネージメント研修会
12月4日、白河営農経済本店でマネジメントゲーム研修会を開きました。管内の生産者とJAの営農担当職員が対象で、15人が参加。受講者自身が農業経営を疑似体験し、経営戦略・方針の設定や利益志向の考え方を学び、より実践的な能力を習得するのが狙いです。
講師には、三部会計事務所を招きました。
参加者がボードゲーム形式で、材料の仕入れから商品の販売、決算作業というビジネスサイクルを回しながら業績を競い合うというもの。リアルな疑似体験を楽しみながら経営スキルを養うことができます。
受講者は架空の会社を設立し、自分が社長となって経営目標の設定、生産、販売、決算分析などの経営全般について意思決定しながら4年間(4期)の経営を体験しました。
参加した受講者は「投資のタイミングが大事だと思った」「収益を上げるには斬新なアイデアも必要だと感じた」などと話しました。
同研修会は、県中央会の農業後継者育英基金を利用した新規就農者研修事業の一つ。昨年度から開催し、今回で2回目となりました。
意思決定しながら農業経営を進める受講者