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環境にやさしい米づくりへ

2025.03.06

令和7年度温湯消毒スタート

 当JAの子会社㈱ドリームファームすかがわ岩瀬は2月26日から、西袋共同倉庫敷地内のハウスで令和7年産水稲種子の温湯消毒を始めました。
 温湯消毒は、ばか苗病やもみ枯れ細菌病を防ぐ効果が得られることに加え、農薬を一切使わない作業であるため環境にやさしい安全・安心な消毒方法です。
 網袋に入った種籾を60度の温湯に、うるち米は10分間、もち米を6分間浸した後、冷水に漬けます。もち米を温湯に漬ける時間が短いのは、うるち米に比べて籾殻が薄く温めすぎると柔らかくなってしまうからです。
 消毒する品種は「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「天のつぶ」など6品種を予定。同社の本年度の計画数量は28tとしており、稼働は3月下旬まで続く見通しです。処理が終わった種籾は約280戸の生産者へ随時配送しています。
 同JAでは毎年、㈱白河フーズと㈱あぐりサポートいしかわの計3カ所に消毒作業を委託しています。

温湯処理を行う担当者

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