ナシ黒星病対策研修会
白河果樹部会と県南農林事務所は11月15日、白河市内2ヶ所の圃場でナシ黒星病対策研修会を開きました。生産者14人が参加し、対策方法を学びました。
ナシ黒星病は一度発病すると果実まで影響します。落葉が大きな伝染源となるため、葉を細かくすることが防除のポイントとなります。
研修会では県南農林事務所と農業総合センターの普及員が、しらかわ地区管内と県内のナシ黒星病発生状況と発生要因を報告。管内では「幸水」「豊水」ともに果実への発病が昨年並み~少なかったと説明しました。
また生産者が乗用草刈り機による落葉処理を実演しました。幹周辺の落葉を通路にかき出して、その上を走行。500円玉代の大きさになるまで繰り返しました。参加者は草刈り機で細かくなった葉を手に取るなど、実演を熱心に観察しました。
落葉処理の実演を観察する参加者